鬱になって以来、朝の散歩を日課にしている私です。これまでにサイトに掲載した中を数えてみると700社寺を参拝しており、実際の参拝数は、この数倍かな?という感じです。が、御朱印を貰う事以外は、夜を除いて時間帯を気にしたことがありませんでした。
 でも、この日課を始めてから「神社は朝が一番!」と実感するようになりました。その最大の理由は「挨拶」です。
 朝は神職さんやお坊さんの他、氏子さんたちが一生懸命、竹箒で落ち葉を集めたりゴミを拾ったりと掃除に精を出しています。そこにお邪魔しての参拝ですから、「おはようございます」と一声かけたくなるのが人情じゃないかと。すると殆どの人たちがニッコリとして「おはようございます」と返してくれます。
 鬱になる前なら、出社して「おはようございます」と言っても、スカ〜っとスルーされたり、「ざーす」と目も合わさずに返されるし返すし。と言うのが当たり前だと思っていたのですが神社やお寺では、挨拶には挨拶として返していただける方が必ずと言っていいくらいにいます。これがとても気持ち良いのです。
 また、どの神社も必ずと言って良いくらいに他の参拝者の方もいらっしゃいます。すれ違いざまや、参拝の最後の一礼が終わって振り向いた時に、会釈をしたり、やはり挨拶をしたりと見知らぬ方でもかなりの割合でこちらからの挨拶にお返しを頂けます。これが昼間だと参拝者も逆にまばらになったり、会釈をしてもスルーされることが多いのですね。
 そしてもう一つは、天気が悪いと神社を独り占めできちゃうってところでしょうか。朝の澄んだ空気の中で、雨の音を聞きながら…いつもよりほんの少し拝殿の前や境内社の前で頭を垂れていると、落ち着いて神様のイマジネーションを感じられるような気がします。
 晴れた日なら晴れた日で、朝日を感じながらお参りするのも、もちろん最高に気持ち良いのですけどね(😁)。
 ご近所の神社へ、次の週末は早起きして参拝してみてください。きっとその週一週間を気持ちよく過ごせるパワーを貰えるはずですよ!