最近は目に入らなくなってきましたが、一時期、都内の各所で「御朱印」と書かれた幟と共にお寺のような施設が目立っていた時期がありました。今でもあるのかな?
 神社として1か所、お寺でも1か所で御朱印を頂いたのですが、どちらも「うーん、どうもなぁ」と思ってしまったのです。神社の方は矢鱈と天之御中主神と荒脛巾神の説明をしてくれたのですが、「うーん、どうもなぁ」と…。お寺の方は何の説明もなく、ただ御朱印をくれただけ。両方に共通していたのは、水(霊水?)などのグッズがズラーっとなっていたのです。
 これだけの数の神社やお寺を歩いていると、お守りや御札だけを頒布しているところが殆ど、観光地などなら縁起物や関連商品が置かれていたりするんですけど…。でも、都内で、そこまで揃えているような神社仏閣は指折り数える程度。と言ったら大げさかもしれませんが(境内の内外での売店や屋台は除きますよ)、結構、稀有な存在です。ところが、この祈願寺(?)や神社(?)は、大阪焼きやベビーカステラは売ってませんが、縁起物はくらやみ祭りの大國魂神社、冬至の穴八幡神社、平日のとげぬき地蔵並にそろっていると言っても過言ではありません。
 別にビジネスとしてやられることは自由なのですが…。余り御朱印集めに血眼になっていると、後から見直して「なんだかなぁ〜」という面が残ってしまう事になりかねませんよね(嘲自己批判)。