一昨日、久しぶりに等々力の玉川神社に参拝してきました。
 暑い中でしたから、ものはついでで等々力渓谷から、等々力不動を経由して、そこから徒歩で満願寺、そして玉川神社。と言うコース。
 都内唯一の渓谷。で有名な等々力渓谷は、すっかり子どもたちのじゃぶじゃぶ公園の様相で、家族連れで木道も満杯です。「そう言えば、最近は土日に出かけることがなかったもんな」と、秋分の日の人出に気圧されつつ、等々力不動への上り階段に辿り着けました。そろそろ銀杏の匂いが充満する時期が近づいていますね。
 境内も人は多いものの、不動堂に手を合わせている人は少なく、のんびりと双方向参拝。お不動さんは優しいです。

 満願寺までの遠くはないけど、東急線を跨いだりとちょっと入り組んだコース。9月末の真夏日の日差しを恨めしく思いながら、ようやく山門が見えてくると、すっかりお彼岸モード。人が多い訳ではないのですが、やっぱりこの時期はお檀家さんの為のお寺だものな。と思い、山門でお参りをして辞去。
 そして玉川神社です。本当は、この後、九品寺まで脚を伸ばせればと思っていたのですが、鬱の倦怠感が「ここでゴールな」と強く言ってきます。これに従わないと後が怖いので、久方ぶりの玉川神社のほっこり感を味わうべく、ゆっくりと祓戸神社から拝殿に向かいます。ここでも気持ちよく双方向参拝。いつもは境内社も全て回るのですが、この日は疲れもあって祓戸神社の手前に置かれたベンチで休憩。今では珍しい灰皿が置かれた休憩スペースです。普段は境内では外すイヤホンを取り出し、雅楽を聞きながら暫くタバコを吸いつつ思いを本殿に向け日頃のお見守りに感謝。そしてタバコを吸い終わってから、もう一度、お礼を心のなかで唱えて辞去。
 その間、蚊が大変でしたが、心に優しい神社を満喫できました。